台湾駐在員の皆様との個別相談で、よくいただく質問の一つに、資産運用を始めるタイミングがございます。市場が安定してから始めたい、できるだけ円高の時に始めたい、アメリカの大統領選挙が終わってからの動向をみてからの方がよいのでは、色々な思惑を挙げ、なかなか行動を起こすことができない方も多いようです。 株式...
浅原 秀介
1970年生まれ 埼玉県草加市出身
過去の海外居住地:アメリカ、オランダ、北京、香港、台北(計25年)
'94 青山学院大学卒業
'94-'05 欧州貿易会社勤務(オランダ・北京・香港駐在)
'05-'23 香港金融会社勤務(香港・台北駐在)
'23- 海外居住日本人向け情報発信・保険サポート
浅原 秀介の記事一覧
資産運用には2種類あるのをご存知でしょうか。投機と投資、言葉は似ていますが本質が全く違います。この違いを理解しておくと、資産運用での成功が近づくはずです。 投機とは デイトレード(株式)、FX(為替)、コモディティ(金など)、仮想通貨など、運用手法として、一度は耳にしたことがあると思います。これらの...
ある台湾在住のAさんからご相談をいただきました。Aさん曰く、日本の知り合いからある投資話を頂いたので、検討の余地があるかどうかを私に聞きたいとのことでした。 日本では通常億単位の資産がないとできないといわれているプライベートバンキングを、外国の銀行で日本人も始めることができるのか?運用利率もいいし、...
年齢:50歳性別:男性職業:代表駐在員相談内容:子供もある程度大きくなっており(大学生)、学費の工面も大体見通しがついている。一方夫婦の老後資金については、今まで特に何もしてこなかったので、老後資金は、厚生年金と退職金のみなので、少し不安を感じている。特に株式投資や資産運用はしたことがなく、知識もな...
生涯で一番高い買い物は「マイホーム」です。そして二番目に高い買い物は「保険」と言われております。 個別面談の際、既契約の保険契約の見直しもさせていただくことがございます。証券を全てご持参いただき、満期までの総額保険料を計算すると、驚かれる方が少なくありません。例えば、25歳で月保険料15,000円の...
株と債券については過去ログでご説明しました。(株についてはこちら 債券についてはこちら) では資産運用をする時に、債券で運用するのがよいのか、それとも株式で運用するのがよいのか。これに関しては、結論から言いますと、「ひとそれぞれ」となります。 まずそれぞれの、リスク・リターンの関係性について確認して...
債券とは、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券のことです。国に貸せば国債、会社であれば社債と言った具合です。 そして債券には満期が定められており、満期となる償還日には、額面金額が投資家に払い戻されます。10年満期の債券であれば、10年後の満期時に元本と約束の金利を...
香港は、世界トップクラスの金融機関が世界中から集まるアジアの金融センターです。香港島を九龍半島側からご覧いただきますと、高層ビル群の中にたくさんの企業の看板を見ることができるのですが、そのほとんどが銀行、保険会社、証券会社など、世界のトップクラスの金融関連企業のものばかりです。 30年前は、日本のメ...
資産運用の方法として、最も簡単で多くの方がされているのが定期預金だと思います。意識されているかどうかは別として、定期預金も立派な資産運用です。 しかし日本の円建て定期預金はご存じの通りの低金利ですので、いくら銀行の定期預金に入れておいても、ほとんど増えることはありません。 少しでも増やしたいという思...
いきなりですが、皆さんは株式投資をしたことがございますか。 株式投資をしたことがある方の多くは、貯金じゃ増えないから、貯蓄から投資へと言われて(金融庁の取り組みですね)、少しぐらいリスクを取ってみようと思いながら、何かしらの株式を売買されたのではないでしょうか。しかし最終的に資産を増やすことが出来た...